株の鬼100則 石井勝利著の書評・レビュー

こんにちは!デイトレ挑戦中で、ブログに学んだことや成果をアウトプットしているなっしー( @megane_toushi )です。

数社マーケットスピードを使ってチャートを眺めながらこのタイミングで買ったらどうなるのかな?とかスクエニが好決算だからその後株価はあがるのかな?なんて事を考えながらチェックしていたのですが、なんか思ってたんと違う!動きをするのでこれは安易に手を出すのはまずいことを悟りました。

で、たまたま本屋に立ち寄って目についたのが石井勝利さん著の「株の鬼100則」というタイトルの本。「株価チャートの鬼100則」もありましたがそもそも基本がわかっていないので両方購入しました。

石井勝利さんという名前も縁起がいいですね。しかも本の帯には45年間身銭を切ってきたというような紹介文が書かれています。

まったくもって帯にやられましたが、45年も身銭を切った人の言うことは信用できるだろうと、私がこれからぶち当たる壁に、すでに何度もぶち当たっていらっしゃるだろうと、先人の知恵をお借りするつもりで付箋貼りまくりながらあっという間に読み終わりました。

結論からいうと、この本は株取引を始まる前に絶対読んだほうが良いです。

株価チャートの鬼100則はまだ読んでる最中のため、先に読了している「株の鬼100則」で、私的に「おもしろい!」「知らなかった!」とビビビと来た部分や「なるほどね~」と思った法則をご紹介します。

私はチャートをしっかり見るようになったのがホント最近ですが、私と同じように初心者の方がこのブログを見ているようでしたらぜひ本書をご一読されることをおすすめします。

業績と株価は連動しないと心得る(1則目)

100則のうち1則目からこれです。おいおいおいと。業績と株価連動するんとちゃうの!?雑誌とかテレビとかで好業績だから株価もうなぎのぼりみたいなこと言うてますやん!と一発目から突っ込みたくなります。

業績ではなく材料の大きさが株価に影響を与えるそうで、しかもこのあとに紹介されるのですが好材料はすでに知っている人には知られていて発表前に株価は上がってしまっていると。

スクエニの決算が好調だからといって決算発表時に約定しているようでは全然お話にならないというわけです。

ちょっと待ってよー!事前に知ってるってインサイダーちゃうんですかー!?逮捕されるんちゃうんですかー!?と言いたいですが、「市場は意図的に操作されているものと心得る」(16則目)という記載が。。

業績の動向は内部の情報通からひそかに売買されて、一部の投資家には伝わっている

石井勝利著 株の鬼100則 明日香出版社 2019年

そんなことされたら無理ですや~ん。しかも決算発表で大きな材料がなければそこで利益確定するから以降株価が下落するって。危うくこの本で注意喚起されている買い方そのまま実行するところでした。

しかもしかも、参考になるかと思っていた「株価目標は嘘である」(14則目)。仕手株、システム売買に注意せよ、などなどとてもじゃないけど素人が入り込んで利益を上げることができそうにないような気がしてきます。

ここまではだいたい素人がやりがちなこと、考えがちなことは全然的外れで高値づかみしちゃうだけですよーという著者からの優しいアドバイスです。では、どういう買い方が良いのか?をこのあと著者の経験からご披露いただけます。

銘柄選択に優先順位を持つ(62則目)

じゃあどういう状態だったら買えばいいのよ~!もう怖くてわからんよ~!と読み進めていると著者は明確にアドバイスをくれます。それは・・・

右肩上がりの上昇トレンドで押し目を狙うこと

こういう買い方が勝率を上げる、失敗しない方法であるということです。自分がその銘柄を買った理由を理論的に説明できる必要があると。

もちろん業績も十分チェックすることを著者は進めますが、具体的な買いのタイミングも示してくれます。「底値のシグナルを探せ」(40則目)、「ネックライン抜けを逃すな」(44則目)、「ダブル底を確認して打って出よ」(45則目)などです。

これらは実際のチャートを例にしながら非常にわかりやすく端的に解説してくれていますので、素人の私でも理由やチャートの味方がよく理解できました。

しかも私が実際に失敗しそうになっていた、「良いニュースでは動かない」(71則目)、「衝動的に売買せず、納得いくまで調べる」(77則目)、というようなありがたい注意も与えてくれます。

きっと少しでも経験すれば当たり前の話なのでしょう。実際に売買を開始する前に読んでおいてよかったです。

しかもしかも、すこし件数は少ないですが売りのタイミングも例を提示してくれています。「ゴールデンクロスは買いではなく利益確定の時」(43則目)、「上ヒゲが出たら深追い禁物」(47則目)などですが初心者の私はどれも知らなかった話なので1則目から100則目まで非常にためになったと思います。

私のようにこれから株取引をはじめようとしている初心者の方はぜひご一読ください。

まとめ

この本がおもしろそうだなと思い購入に至ったのはまえがきに以下のように記載されていたためです。

常勝の法則をしっかりと身につけて、実践を積んで、間違っても修正できる、そういう投資家になって欲しい

石井勝利著 株の鬼100則 明日香出版社 2019年

まさにそんな投資家になりたいなと思い、ネットに転がっている情報をちまちま見ていた矢先にこの本を手に取れたことを著者の石井勝利さんにひっそりと感謝したいと思います。

インサイダーはあたりまえ、仕手筋、システム売買の暴落など表向きの情報にはあまり載りそうではなく、ネットだと嘘くさいなと情報の信憑性を疑いたくなりますが、45年身銭を切っている著者の言葉は重いです。

ちょっと繰り返しになってくどいですが、実際のチャートを交えながら具体的に解説されているため、100則の中身が非常にわかりやすいです。チャートの図が無く文字や言葉だけだとイメージが沸かなかったと思います。

実際ネットで情報をつまみ食いしてるときはいまいち理解できませんでしたがこの本を読んでよく理解できました。

今後の私の取引ルール

今後の私の取引ルールとして以下を採用します。

  • 右肩上がりの押し目買いに徹する
    • 25日か75日平均線で上昇トレンドを対象にする(25日優先)
  • 好きな分野でテーマを分散する
    • ゲーム、車、国内ITベンダーなど
  • 2単位ずつ、2~3銘柄を保有する
    • 今のところ100万前後

そして、上記のルールをもとにチャートを眺めていて一つ対象に合致する銘柄を見つけました。

東京通信(7359)だったのですが、2021年5月14日の20時に指値で1,560円で2単位の注文を入れ、この記事執筆時点で1,595円となっています。

たまたま運が良かったということもあろうかと思いますが、勝率をあげられるのは間違いなさそうです。

この本では売りのタイミングの説明が薄かったので、実は1,562円で恐れをなして売ってしまったのですが(笑)、そこの説明はきっと難しいのでしょうね。とりあえずは上ヒゲ、ゴールデンクロスを意識するようにします。