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ショックに強いジム・ロジャーズの言葉 危機の時代 伝説の投資家が語る経済とマネーの未来の書評・レビュー

こんにちは!なっしー( @megane_toushi )です。日本株、米国株への短中長期投資にチャレンジ中です。学んだことや成果をブログにアウトプットしています!

コロナショックにより2020年4月に日経平均株価やダウ平均が暴落し、国による経済対策で大量のお金が投入されたことにより、株価は回復しているような状況です。

執筆時点ではコロナ直撃ではなく「はじめに」と「訳者あとがき」で触れられている程度ではありますが、伝説の投資家ジム・ロジャーズが危機に直面したときどう考えているのか?という部分を知りたくて本書を通読しましたので感想・レビューです。

結論から言うと、素人のわたしでも良く聞く話が多かったイメージです。ジム・ロジャーズの考えが普遍的なので広まってると言えるのかもしれません。

目新しいものがない分、結局は実直に時間をかけて稼ぐのが一番ですよ、と言われているような気になりました。

危機はチャンス、歴史は繰り返す、過去から学ぶ、という投資の格言とともにジム・ロジャーズがどのように考え行動してきたのかが端的に説明されます。

わたしとしては大量の項目ではなく一つ一つ深堀りして話を聞いてみたいと思ったくらい、それぞれ表層的な部分だけが語られていきます。

いくつか『気付き』と、改めて再認識させられた言葉があるのでご紹介します。

手っ取り早く儲けようと思ってはならない

投資で大きく失敗する人は、手っ取り早く儲けられるよ、という話に投資してしまい、自分が何も知らない分野でも投資してしまう、というわけです。

まあ良く聞く話ですよね。投資詐欺やネズミ講みたいなものは大体手っ取り早く儲けられる、嘘みたいな話をしがちです。

普通に聞くと、そんな馬鹿な儲け話があるはずない。だったら日本中の人が金持ちになる。と思えるような投資にも老後のお金をつぎ込んでしまったりするのですから怖いものです。

「自分が知らない分野には投資しない」これは鉄則ですね。

バランスシートを読む

ジム・ロジャーズの投資手法で1000項目あるうちのほんの1つかもしれませんが、バランスシートは必ず読むようにしている、ということです。

わたしは「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」を読んで、四季報を読み込んで投資先を決めるという方法は取ってましたがバランスシートは見ていませんでした・・・。

言われてみると、投資した企業が借金をどれくらい背負っているのか知りません!

四季報に記載されているキャッシュフローを見て、「マイナスになっていない」ことは確認していましたが、前期と比較して借金がどうなっているのか?キャッシュフロー自体は目減りしていないか?という観点では見ていませんでした。

四季報読み込んで、バランスシートまで見る時間無いよ~と思ったところで『手っ取り早く儲けようと思ってはならない』という言葉が染みました。

テンバガーで手っ取り早く儲けたいと思っていた自分がいました。

バランスシートも見ないようなやつが投資で成功できると思うなよ?と言われたようなショック。良い気付きになりました。

インデックス投資が良い

中田敦彦のYou Tube大学を見ていたので知っていましたが、結局ジム・ロジャーズも一般的な投資家はインデックス投資をするのが最もパフォーマンスが良い、と言うのです。

分かってますよ~。だからわたしは米国ETFにも300万ほどぶち込んで、買いましを続けてます。

でも、個別株で夢をみたいじゃないですか?ジム・ロジャーズも「40失敗して3成功すれば良い」と言ってます。

大きい成功が3つですが、同じ様に夢見るのもいいじゃないですか?ダメですか?一応四季報読み込んで自分なりの考えで投資しているつもりですが。素人はインデックス一本が良いのか・・・。

個別株をしっかり見極めて、投資して、役立ててもらって、リターンがあったら最高じゃないですか。インデックスよりも企業の動きが見えるので投資しがいが違います。

だったら、バランスシートしっかり見なさいよ、という話に戻るというわけです。次にポートフォリオを見直すときは絶対見ます。

心に残った名言

わたしの心に突き刺さったジム・ロジャーズの本書の言葉があります。

私は自分の自由を買って思い通りに暮らしたかった。ただそれだけだった。

ジム・ロジャーズ 危機の時代 伝説の投資家が語る経済とマネーの未来 日経BP 2020年 P121

いい言葉だと思いませんか?結果的にジム・ロジャーズは豪邸に住んで、高級車に乗って、いい食事にいい服を着て生活しているとは思いますが、目的はそこではない、というわけです。

だいたい世の中の本当のお金持ちの方は「よし!金持ちになってやろう!」と思ってなっていないとは思っているのですが、「自由に暮らしたかった」というシンプルな理由。激しく同意しました。

わたしは今サラリーマンではなく、業務委託の個人事業主なので比較的自由に自分の時間を使えます。が、サラリーマン時代は日常のほぼ100%が会社の仕事で費やされていました。

いまのようにじっくり本を読んで、ノートにメモして、インプットしたものをブログでアウトプットして、時にはマンダラチャートのように実践してブログ更新したり出来ませんでしたよ。

仕事が終わった平日は疲れ切って飲んで寝るだけ。土日は金曜日に深酒してグダグダするだけ。という不毛なサラリーマン生活でした。

もちろん安定した給料という得難いものを手放しましたが、その見返りに得られた自由な時間と好きなことができる喜びは何者にも変えられません。もうサラリーマンに戻れない気がします。

最後に、ジム・ロジャーズが紹介していたカルタゴの英雄ハンニバルの言葉をお贈ります。

私は道を見出そう。さもなくば道を作ろう

駄文を最後まで読んでいただきありがとうございました。