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IoTで日本復活って本当?IoT最強国家ニッポン 日本企業が4つの主要技術を支配する時代の書評・レビュー

こんにちは!なっしー( @megane_toushi )です。日本株、米国株への短中長期投資にチャレンジ中です。学んだことや成果をブログにアウトプットしています!

『IoTビジネスが丸ごと分かる本』を読み、世界全体を含めた概要を理解したので次は日本に特化して、日本企業はどうなるの?という疑問が沸き起こったため、南川 明先生著の『IoT最強国家ニッポン』を読みましたので感想・レビューです。

素人目ですが、内容的には夢を語る抽象的な表現が多く、具体的にこの先どうするのか?現時点ではどうなっているのか?という部分の説明が薄く、逆に最強になれないのでは?という不安が増しました(笑)。

本書は2019年8月22日に発売されているため、発売から2年、南川先生執筆時点からは2~3年経っているでしょうか。

不安になったので、本書で紹介されている主な企業の株価をチェックしてみたところ、信越化学工業、日本電産、村田製作所などは軒並み2019年前後から株価が高騰していました。南川先生は株式投資しているでしょうか?日本電産は2019年と比較して2倍近いです。

モーターの富士電機、アナログ半導体のロームまではまだIoTの恩恵が波及していないようなので、上記企業の株高はIoTというより半導体不足が原因でしょうか。

なので、まだ南川先生の説が裏付けられたわけではありませんね。まだまだIoTが広がる前なのできっとこれからと期待しつつ、富士電機の株でも買っておこうかと思う次第であります。リーマン直後からじわじわ上がり続けて10倍近くなっています。

IoTに必要な4つの神器が揃っているのは世界で唯一日本だけ

4つの神器が日本で揃っている!力強い言葉ですね。南川先生が日本をIoT最強国家という理由です。IoTに必要な4つの要素は以下です。

  • レガシー半導体
  • 電子部品
  • モーター
  • 電子素材

これらが高い技術力で世界シェアも高い企業を抱えているのが日本だけ、というわけです。単純に考えると「すばらしい!ミライは明るいなー」と思いそうですが、どうでしょうか?

南川先生が本書で記載されていますが、それぞれ企業自体はばらばらなので連携は必須と。日本ではドイツのインダストリー4.0から数年遅れてソサエティー5.0を打ち出しています。

また、IoT推進ラボも地方版は頻繁に記事が更新されていて活況なようです。
https://local-iot-lab.ipa.go.jp/

2019年のものですが、企業の取り組みが紹介されているPDFも読み応えありです。
https://local-iot-lab.ipa.go.jp/resource/IotAccelerationMag_191010.pdf

ソサエティー5.0もIoTも『デジタルトランスフォーメーション』というテーマに持っていかれそうですが、4つの要素を組み合わせる動きは密かに(わたしが知らなかっただけ)進んでいるようです。

IoT推進コンソーシアムのサイトがIoTを推進する気がまったく感じられないサイトであることはこの際目をつむりましょう。
http://www.iotac.jp/

サイトが更新されていないのは関係者の熱量や活気も感じられないので、日本のIoTが2019年以降下火になっていないことを願います。コロナのために集まれないのかな!

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