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【ブログに使える】どうすれば文章力があがるのか?思いを伝えるためのライティング技術をご紹介

こんにちは!なっしー( @megane_toushi )です。

他人のブログやツイッターを見ていると「この人言い回しうまいな」「わかりやすい文章だな」と感じることがあります。

同じような文章になるよう工夫しながら書いてみても、あとから読み返すと何かわかりにくい。そんなことありますよね?

そこでウェブ解析士協会の無料セミナーを受講してみました。

その名もズバリ【だから、あなたの文章はつまらない!思いを伝えるライティング講座】

ドッキーン!ですね。

この記事では、上級ウェブ解析士である「Ayan」さんの講座の内容を一部ご紹介します。

冗長な文章を端的でわかりやすい形にするスキルが満載です。ぜひ最後までご覧ください!

また、Ayanさんは他にも講座を多数実施されているようなので興味のあるかたはDookeeperでチェックしてみてください。

Ayanさんの経歴

元全国紙の記者で、現在はキュレーター、ライター、編集者。

30分で400字の記事を毎日書くというその道のプロです。

つまらない文章とは?

契約書や論文などは全然読む気がしませんよね。Ayanさんが定義するつまらない文章とは以下のような文章です。

・漢字が多い
・内容が抽象的
・知らない人には通じない内容
・ストーリーが無い

おもしろい文章とは?

逆におもしろい文章の定義は以下です。

・発見がある(着眼点がユニーク)
・字面が見やすい
・内容が具体的
・詳しくない人でも理解できる
・長尺でも飽きないストーリーがある
・読んだ後に納得感がある

言われてみれば、どれも自分が文章を読み進めるときに当てはまるものばかりです。

そもそも発見が無いと「読み進める」動機につながりませんし、見やすかったり内容が具体的でないと文章が頭に入りません。

長くても飽きないのは小説がそうですし、わたしの好きな新書は読んだ後に発見がありデータも豊富なので納得できるものです。

どうすればおもしろい文章にできるのか?推敲と編集でおもしろくすることができます。

推敲と編集の力

推敲と編集をするとブログの内容がわかりやすくなるだけではありません。

自分の考えを具体的にわかりやすく表現できるようになるため、申請書や経営計画書など伝えることが必要な文章でも上手く書くことができるようになります。

つまり一生使えるスキルというわけです。

Ayanさんの例文

Ayanさんがデジタル庁の例文で推敲と編集の力を見せつけてくれました。

オリジナルの文章はデジタル庁の「組織情報」に記載されている以下の文章です。

デジタル庁は、デジタル社会形成の司令塔として、未来志向のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を大胆に推進し、デジタル時代の官民のインフラを今後5年で一気呵成に作り上げることを目指します。

徹底的な国民目線でのサービス創出やデータ資源の利活用、社会全体のDXの推進を通じ、全ての国民にデジタル化の恩恵が行き渡る社会を実現すべく、取組を進めてまいります。

デジタル庁, 組織情報, デジタル庁の概要

言いたいことは何となくわかるのですが同じ言葉が何回も出てきたり似たような表現が多いです。

結局何がいいたいのかしっかり伝わりません。

Ayanさんが推敲すると以下のようになります。

推敲後

デジタル庁は、司令塔として社会全体のDXを推進します。
官民のインフラを今後5年で作り上げることを目指します。
全ての国民にデジタル化の恩恵が行き渡る社会を実現します。
そのために、国民目線でのサービス創出やデータ資源の利活用などに取り組みます。

一文一文がすっきりし、それぞれ言いたいことがハッキリしました。す、すごい。

どのように推敲したのか?

具体的には以下のような推敲技術が使われています。

・一文で伝えることは一つだけにした
・複数の述語(複文)は単文にした
・同じ語句(デジタル)はなるべく使わないようにした
・修飾語(未来志向、大胆、一気呵成)を削った
・読点を減らした

以上の対処をしただけでかなりわかりやすい文章にすることができます。

実はこの記事もこの5つを意識して書いてます(笑)。わかりやすいでしょうか?

次はこの4つの文章に対して編集作業を行っていきます。

編集後

デジタル庁はDX推進の司令塔として、全ての国民にデジタル化の恩恵が行き渡る社会を実現します。
今後5年で官民のインフラ作りを目指し、国民目線でのサービス創出やデータ資源の利活用などに取り組みます。

すばらしいの一言。

オリジナルの冗長な文章が見事に理解しやすい文章へ生まれ変わりました。

Ayanさんの経歴通り、新聞でよく読む文章のリズムだと感じますよね?

具体的には以下のような編集技術が使われています。

・ストーリーを組み立てた
⇒編集前の文章を4つに分類しています。

①デジタル庁の役割
②期間目標
③実現したいこと
④具体的な取り組み

これを①③②④に組み替えています。

・同じ語尾が続いていたので文章をまとめた
・助詞(を)の連続を避けた

以上です。

ストーリーが通った文章になったため、ただの説明文ではなく「流れ」が感じられる文章になっています。

まとめ

今回使われている技術をまとめると以下になります。

・一文は短く
・同じ意味の語句を何度も使わない
・指示語(それ、これ)や修飾語を乱発しない。使うなら効果的に、回数を絞る
・読点は必要不可欠の箇所にのみ打つ
・一文一文の役割を明確にしストーリーを組み立てる
・文末表現を多様にする。時には分をつなげて工夫する
・文字数を削った分、補うべき情報を追加する

今後これら技術をしっかり意識して読みやすい文章になるよう勉強していきます。

講座の後半では参加者のリクエストした文章をその場でライティングしていくライブライティングが実施されました。

上から目線ですみませんが、普通の文章がどんどん紙面のようなわかりやすい形に変形していき、推敲・編集技術の凄さに驚きました。

この仕事はAIが出来てもなくならないでしょう。

Ayanさんの編集・推敲講座は1時間以上あったため、このブログ記事で紹介した内容はだいぶ端折っています。

実際はもっと細かい編集・推敲技術を説明してくださっているので興味のある方はDoorkeeperでAyanさんの講座をチェックしてみてください。

以下の【書く人の教科書】もライティングを仕事にしようとしている人にはオススメです!